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2018.08.27 バイアウトインベストメント

温かい返信

先日、こんな出来事がありました。平日昼間ビジネスマンやOLさんで賑わうある店舗のお客様から一通のメールを頂戴したのです。ランチをしていたところ床にネズミを見かけたという大変ショックな内容でした。

これには流石に現場も本部も大慌てです。どこから侵入してきたのか、侵入ルートの特定や大規模清掃を大至急行うことを決め、対策が打てるまではお店は一時休業としました。

業者への依頼では時間を要してしまうため、先ずはその翌日、週末にも関わらずお店のスタッフは勿論、沢山の本部からの有志、アントの担当メンバーが集合し、お店の隅々まで移動できるものは移動させ、侵入ルートの特定を含む状況把握を行うとともに、大規模清掃を実施しました。とにかく大人数で1日がかりの大仕事だったのは間違いないのですが、全員の努力の甲斐もあり侵入ルートとなり得る場所を特定し、塞ぐことに成功しました。後は専門家におまかせし完璧に駆除作業を行い、その後店舗全体の大掛かりな清掃(数日がかりの清掃)を業者に依頼しました。

そこそこの日数を要しましたが、これでお店を無事に再開。沢山のお客様にお待ちいただいており、再開日はお店に列ができました。とても嬉しい再開でした。そして、ご意見を頂いた方に状況報告を兼ねてお礼のメールを差し上げました。ぜひ、またご来店頂きたいというお願いとお礼といっては失礼ですがお食事を無料で提供したい旨を記載させて頂きました。

すると、早速お返事を頂き、お店側の対応をお褒めいただくと共にこんなことが書いてあったのです。「タダで食べたくて声を上げた訳ではないのでもちろん料金は払います。お心遣いだけで充分です。また美味しいお食事が頂けるのが楽しみです。」

目頭が熱くなるとともに、このように応援してくださる方々がいらっしゃるから日々努力して美味しい料理を出し続けなければとつくづく思いました。

 

こういうハートが熱くなることを経験させてもらえるから我々はハンズオンをやめられないのです。